冬になると雀はふっくらとふくよかに見えます。
羽の中に空気を一杯入れて暖をとっているのです。
小さな小鳥が厳しい冬を乗り越えるにはいろいろ
知恵が必要です。みんな仲良く助け合って私たち
人間のすぐそばで生きているのも知恵のひとつ。
雀の鳴き声で目を覚ますなんて、わたしには
とても幸せなことに感じます。
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ふくらすずめ
水鳥たちの争奪戦
白鳥は気高く美しい鳥だと思い込んでいましたが
餌を前にしては、やはりたくましい本能が出て当たり前
生きていかなくればならないのですから
でもこのカップル何となく「一緒に食べましょ」なんて
言っているようにも見えます
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日没の木々の輝き
天気の日でも3時を過ぎれば日は落ちてくる
太陽は山の端に沈み、明日も逢う約束の証に
林の梢を金色に染める。
今日という日が愉しい日であってほしい
明日という日も心やすらかに穏やかな日であってほしい
そういって太陽は沈んではのぼりしてくれている気がする
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小岩井農場にのんきな雲は流れる
季節は確かに冬を迎えているが
小岩井農場の1本桜と岩手山に吹く風は
まだ冬本番には程遠く肌を刺さない
雲さえものびのびと愉しげでのんきに見える
小鳥のさえずりも心なしか嬉しそうだ
温暖化の脅威をふと忘れる勝手な私がいる
困ったものだ
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沈む夕日に照らされる小岩井農場
今日の一日が平和に何事もなく暮れていく
陽は沈み、また昇る
太陽は光の先をいとおしむように
温かく照らす
枯れたかのように見える小さな植物の命も
遠くの山の稜線も雲も
びわ色に染めて
小岩井農場は深い眠りに入るところだ
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