月: 2020年10月

静かな静かな水面（みなも）に
晩秋の色が移ります。

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ボタンズルの種がはじけて
これから綿毛が風に乗って秋空を舞います。
ねず色という色を愛した感性
または、水面に錆色を映して
散り行く葉、木々の葉のささやき
ここはまさしく日本の色、日本の情景

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日が沈みかけている。太陽の光が湖面を染める時
眠りにつく一時の生命の輝きを何に例えたら良いのだろう

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桜の木の変化には驚かされる。
春先に薄桃色の花を咲かせ春爛漫となり
秋は晩秋の秋爛漫となるのだろうか。

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芒の美しさを感じるのはやはり晩秋がいい。
紅葉も華やかさを通り越して吹く風も冷たく
それでも、小春日和にはやはり芒を撮りたい。

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