詩人の高村光太郎は、晩年岩手の花巻でストイックな生活を
送っていました。「冬が来た」という詩の中でまるで
自分を痛めつけるように「きりきりともみ込むような冬」
を愛し「刃物のような冬」の到来を待ち望んでいたようです。
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詩人の高村光太郎は、晩年岩手の花巻でストイックな生活を
送っていました。「冬が来た」という詩の中でまるで
自分を痛めつけるように「きりきりともみ込むような冬」
を愛し「刃物のような冬」の到来を待ち望んでいたようです。
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日差しは暖かいのに頬をなでる風は冷たい。
今日から師走が始まります。
アロマ館からビックルーフの図書館まで
田んぼのあぜ道を通って5分ぐらいの距離です。
アースカラーになった道端の草が冬の寂寥感を
かもし出しています。
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葦の茂みが生成り色に染まりました。
枯れてなお美しいと感じさせるこの植物を
見ていると春夏の葦の緑の茂みとは趣を異にして
なんだかほっとします。葦は川や沼の水を浄化
してくれる大切なハーブです。更に小鳥たちが冬場に
命をつないでいる植物でもあり、温暖化の夏に
葦簀(よしず)として直射日光を防ぐ日本古来の
エコ製品でもあります。
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久しぶりで森を歩いてみました。
落ち葉に埋もれた倒木には真っ白なキノコがびっしり。
このキノコや微生物によって木はだんだん分解され
しまいには土に還ります。キノコに限らず
自然の中の分解者の存在はとても大切です。
自然は太古の昔からリサイクルしながら
共存共栄して、人間が手を貸さずともバランスを
取って滋味豊かな土壌を作り森を養っているのです。
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