投稿者: 安藤鈴紋

日本の赤は朱の色
晩秋だというのに
鮮やかな朱色を留めて
いるモミジ
朱と黒は日本が誇る
漆の色、伝統の色だ

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年を重ねたせいだろうか
落ち着いた色合いを美しいと感じます。
今の季節の自然の色を見ると
心がしっとりして
どこまでも枯葉を踏みしめて
森の中を歩きたくなるのです。

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八幡平から見た岩手山は
真っ白な帽子をかぶっていました。
八幡平の県民の森では、もうスキーが
出来そうな積雪でした。これから
どんどん雪が降るのでしょう。
まだ葉を落とさないカラマツが
晩秋の色を留めています。

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厳しいけれど
美しい冬がやってきました。
自然を眠りにつかせ
エネルギーを蓄える冬
八幡平は美しい新雪で
覆われていました。

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ちはやふる
神代も聞かず龍田川
唐紅に水くくるとは　　
　　在原業平朝臣「古今集」

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