「早池峰と賢治の記念館」のある大迫で町を挙げてのひな祭りがあると聞いて行って来ました。金やモリブデンの鉱石を発掘していた大迫は旅籠が多く商店がたいそう賑わったそうです。賢治が依頼を受けて地質調査をした時に泊まった石川旅館のおひな様や花巻人形が愛らしくノスタルジーを感じました。また、商店ではそれぞれ江戸時代からの
ひな人形を蔵からだして店内に飾り、観光客をたのしませていました。




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先日、鉈屋町に出来た焼き栗やさんのお店に入ったら町屋づくりの奥に庭が広がり蔵が建っていた。何でも啄木や賢治の通っていた旧制盛岡中学の図書倉が移転されてきたらしい。啄木の歌でも詠まれた由緒ある蔵のようです。
「学校の図書庫の裏の秋草の黄なる花咲きし今も名知らず」啄木
二度も解体の危機を乗り越えて「盛岡町並研究会」のご尽力で鉈屋町の町屋の庭の一隅に移転されました。近くに朝開酒造があります。
宮沢賢治の童話「ネコの事務所」のモデルになった建物が花巻市大迫に「早池峰と賢治」の展示館として残っています。前に行った時は賢治時代の建物として古びていましたがひさしぶりに行ったらきれいに化粧直しをしていました。中は、「ネコの事務所」のお話さながらに猫たちが配置され、あのかまど猫もいました。2階には賢治さんと大迫の関係資料や賢治の愛した早池峰山の鉱物や植物の写真もたくさんあってとても見応えがありました。賢治ファンの方はどうぞいらしてみてください。更に前回行ったときにはいなかった本物のネコが段ボールのお家を作ってもらいドア番をしていました。まさにネコの事務所でした。
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